舌苔(ぜったい)をきれいにして口臭予防
口臭の原因の一つとされる舌苔(ぜったい)とは、タンパク質や細菌または食べカスなどが結合し、舌に沈着したもので、舌の表面が白い苔のようなものです。これらが細菌によって分解され、揮発性物質(メチルメルカプタンなど)が発生すると「口臭」の原因となります。
誤解があるとまずいので、最初に言っておきたいのですが、舌苔というのは確かに口臭の原因の一つでもあります。しかし、舌をきれいにしたからといってすぐに口臭がなくなるわけではありません。
舌苔があっても臭くない場合もあるし、体の調子が悪ければ、いくら舌をきれいにしてもすぐにまた汚れてしまうこともあります。
注意してほしいのは、神経質になりすぎて舌をゴシゴシと掃除しすぎることです。それならば、最初から掃除しないほうがましだと思います。
舌苔というのは、健康のバロメーターですので、舌苔の汚れが気になることがあれば体調管理を徹底されたほうがより近道でしょう。
色々な舌苔の状態
舌苔の種類を大きく四つにわけてみます。
健康な状態の舌
健康な舌は、全体にうっすらと白い舌苔がついています。正常な舌には、舌の回りと尖端には舌苔がなく、舌先1センチくらいから奥に行くにしたがって、薄い白い舌苔が付着しています。起床時や、疲れた時はこの白い舌苔の量は増加し、一日の中でも白い舌苔の量は変化しています。
舌の奥に、うっすらと黄色い舌苔が見える舌
黄色い着色物のある食事をしたり、タバコを吸っている場合に舌の奥の方がうっすらと黄色くなる事があります。また、歯周病や虫歯などがある場合も黄色くなる場合もあります。
ピンク色できれいに見える舌
舌苔で悩んでいる人の中には、ピンク色の舌になりたいと思う人がいますが、舌苔のないピンク色の舌は、異常のある舌でこのような舌の人も口臭がします。
このような舌苔のないピンク色の舌は、舌全体が熱っぽくなり酸っぱい感じの口臭になります。
白くて分厚い舌苔がついている舌
口臭に結びつく分厚い舌苔と言うのは、このような舌です。舌の周辺にまで白い苔がびっしりとついており、正常な舌表面に赤い点状に見えている味蕾細胞は全く見えない状態になっています。常にこのような状態であれば、口の中の状態が悪くなれば容易に口臭が発生してしまいます。
舌苔(ぜったい)の掃除
舌苔(ぜったい)を器具などを使って掃除しようとするとどうしても過剰になってしまう場合がありますので注意が必要です。
では、一般的な舌苔の掃除方法をご紹介します。
器具を使わない舌苔ケア(管理人おススメの舌苔ケア)
ある程度の舌苔は健康のために必要です。舌苔ケアの方法としては、舌苔が厚く積もり、舌の中心に溝ができて味覚が鈍っているような場合にのみ、舌苔を除去するようにしましょう。
口の中で舌を上あご(天井のようになった部分)に押しあて、舌の表面を天井にこすりつけるようによく動かして舌苔を取り除きます。
舌は味覚を司るなど大切な働きをしているので、あまり舌苔を気にしすぎて舌を傷つけてしまわないようにしてください。
舌クリーナーを使った舌苔ケア

これは、舌苔を取るための道具です。
使い方は、舌クリーナーを奥のほうから手前に舌の表面をなぞるようにこすります。
何回も同じ所をこすったり、力を入れすぎると舌の表面を傷つけてしまうので注意してください。
タブレットを使った舌苔ケア

「BREO」のように口臭の素である舌苔(ぜったい)を分解するタブレットが最近の舌苔(ぜったい)ケアの主流になりつつあります。
「BREO」には、アクチニジンが含まれており、アクチニジンとは、たんぱく質を分解する働きがあります。
舌苔もたんぱく質なので、舌の上にブレオを載せておけば、アクチニジンが舌苔を溶解してくれるという仕組みです。